SunVideo Plus サブシステムは、PCI (Peripheral Component Interconnect) バスを搭載したサンのワークステーションに、広範囲のマルチメディアアプリケーション用のオーディオ / ビデオ処理エンジンを提供します。SunVideo Plus サブシステムには、ShowMeTM や ShowMeTM TVTM などのサンのアプリケーションが扱うビデオおよびオーディオの同時圧縮・圧縮解除機能が用意されています。
SunVideo Plus カードには、ビデオプロセッサおよびオーディオデジタルプロセッサ (DSP) が実装されており、標準的なデスクトップコンピュータ (特にネットワーク環境のデスクトップコンピュータ) に、社員教育、セキュリティ、オーサリング、遠隔医療、テレビ会議などのオーディオ / ビデオアプリケーションを実行する機能を提供します。
SunVideo Plus カードは、ビデオ入力として、 NTSC (National Television System Committee) または PAL (Phase Alternation Line) 方式のどちらでも受け付けることができます。また、コンポジットビデオまたは S ビデオを受け付けることもできます。圧縮されたビデオおよびローカルのビデオは、PCI バスを介してワークステーションに転送し、表示することができます。オーディオ圧縮は、オンボードの DSP によって行われます。
ホストバスへの高速インタフェースは、複数の DMA I/O チャネルを提供します。これらのチャネルは、以下の出力に対してフロースルーになっています。
| 機能 | |
G.711 (A-law, m-law)、G.722、G.728、PCM (8 または 16 ビット), AES (Acoustic Echo Suppression) | |
コンピュータシステムのアプリケーション負荷および表示ウィンドウサイズによって異なりますが、SunVideo Plus サブシステムは、1 秒あたり最高 30 フレーム (fps) でビデオ表示することができます。ビデオフレームレートは、アプリケーションに依存します。SunVideo Plus サブシステムは、以下の圧縮方式とフレームレートをサポートしています。
| 圧縮方式 | |
SunVideo Plus カードには、以下のソフトウェアパッケージが付属しています。
ソフトウェアのインストール手順については、第 2 章 を参照してください。
SunVideo Plus カードは、PCI バススロットに取り付けます。カードには、ビデオ入力用としてコンポジット入力ポート (x 2) および S ビデオ入力ポート (x 1) があります。オーディオ入力用としては、ラインレベルの出力ポートおよび入力ポートがそれぞれ 1 つあり、入力ポートは、ソフトウェアからラインレベルまたはマイクレベルのいずれかに設定することができます。
下図は、SunVideo Plus PCI カードを示しています。

下図は、SunVideo Plus カードの背面プレートのコネクタを示しています。

SunVideo Plus は、コンポジットおよび S ビデオ両方のビデオ入力に対応しています。一般的に、S ビデオは、コンポジットビデオに比べて画像の鮮明さおよび色分離に優れています。S ビデオ入力は、4 ピン、ミニ DIN コネクタを使用し、Y (ルミナンス) および C (クロミナンス) 信号をそれぞれ分離して提供します。
ソフトウェアのインストール手順については、第 2 章 を参照してください。