この章では、SunVideo Plus ハードウェアおよびソフトウェアのインストールと環境設定について説明します。また、SunVideo Plus カードを介してサンのシステムにビデオ入力装置を接続する方法についても説明します。
SunVideo Plus をインストールするには、スーパーユーザーになる必要があります。SunVideo Plus をインストールするシステムのスーパーユーザーパスワードがわからない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
SunVideo Plus 1.3 インストールキットには、以下が含まれています。
SunVideo Plus をインストールするには、Solaris 2.5.1、Solaris 2.6 または Solaris 7 オペレーティング環境が動作している SPARCTM システムが必要です。
SunVideo Plus カードは、静電気からカードを保護する静電気防止袋に入れ、梱包して出荷されます。静電気防止袋をはじめとする梱包材はすべて保管しておいてください。後で別の場所に移し替えるときなどに必要になります。カードを取り扱うときは、細心の注意を払い、精密な電子部品に直接に触れないでください。SunVideo Plus カードは、以下の手順で開梱してください。
![]() |
|
hostname# reboot -- -r |
SunVideo Plus サブシステムには、以下の表に示すソフトウェアパッケージが含まれています。
SunVideo Plus 1.3 ソフトウェアは、/etc/opt/SUNWo1kp、/opt/SUNWo1kp、/opt/SUNWopi にインストールされます。XIL 実行時パイプラインソフトウェアは、/usr/openwin にインストールされます。
前のバージョンの SunVideo Plus ソフトウェアがシステムに存在する場合は、前のバージョンを削除してから、新しいバージョンをインストールします。
注 - SUNWo1kpu と SUNWo1kpd はコアパッケージです。pkgrm を実行する際には、これらのパッケージを 最後に (以下の順に) 削除してください。
hostname# /usr/sbin/pkgrm SUNWvtsvp SUNWsvpab SUNWo1kpu SUNWo1kpd |
hostname# /usr/sbin/pkgrm SUNWvtsvp SUNWsvpab SUNWo1kpx SUNWo1kpu SUNWo1kpd |
SunVideo Plus 1.3 ソフトウェアは、SunVideo Plus インストールキットに付属の CD-ROM に収録されています。
hostname# mkdir -p /cdrom/sunvideo_plus_1_3 hostname# mount -F hsfs -r /dev/dsk/c0t6d0s2 /cdrom/sunvideo_plus_1_3 |
hostname# cd /cdrom/sunvideo_plus_1_3/Common/Packages hostname# /usr/sbin/pkgadd -d . |
hostname# >cd /cdrom/sunvideo_plus_1_3/Solaris_2.5.1/Packages hostname# /usr/sbin/pkgadd -d . |
hostname# cd /cdrom/sunvideo_plus_1_3/Solaris_2.6/Packages hostname# /usr/sbin/pkgadd -d . |
hostname# cd /cdrom/sunvideo_plus_1_3/Solaris_7/Packages hostname# /usr/sbin/pkgadd -d . |
hostname# cd / hostname# umount /cdrom/sunvideo_plus_1_3 hostname# eject cdrom |
hostname# reboot -- -r |
再起動することによって、オペレーティングシステムが SunVideo Plus カードを認識することができます。
SunVideo Plus に付属しているデモプログラムは、デフォルトでは、SunVideo Plus 用のライブラリが /opt/SUNWo1kp/lib ディレクトリにあるものとみなします。/opt/SUNWo1kp 以外の場所に SunVideo Plus ソフトウェアをインストールしている場合、あるいはデフォルトの /opt/SUNWo1kp ディレクトリを自動的に検索しない他の SunVideo Plus アプリケーションを使用している場合は、LD_LIBRARY_PATH パス名に SunVideo Plus ライブラリの libo1kusr および libotiaudio へのパスを指定する必要があります。
hostname% LD_LIBRARY_PATH=/opt/SUNWo1kp/lib:$LD_LIBRARY_PATH hostname% export LD_LIBRARY_PATH |
hostname% setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/SUNWo1kp/lib:$LD_LIBRARY_PATH |
環境変数の 01KHOME に、インストール先のサブディレクトリを設定する必要があります。デフォルトのインストール先は以下に示すとおりです。これ以外の場所に SunVideo Plus ソフトウェアをインストールしている場合は、01KHOME 環境変数にそのサブディレクトリのパスを設定します。
hostname% O1KHOME=/opt/SUNWo1kp hostname% export O1KHOME |
hostname% setenv O1KHOME /opt/SUNWo1kp |
PATH 環境変数に SunVideo Plus ソフトウェアへのパスを指定しておくと、ソフトウェアを起動するときの入力の手間を省くことができます。
hostname% PATH=/opt/SUNWo1kp/bin:$PATH hostname% export PATH |
hostname% setenv PATH /opt/SUNWo1kp/bin:$PATH |
サンの XILTM ライブラリを使用するサンプルプログラムを実行するには、いくつかの XIL 環境変数が設定されている必要があります。以下に、それらの変数の設定例を示します。ここでは、XIL がデフォルトの場所にインストールされ、変数がそれまでに設定されていないものとします。
hostname% LD_LIBRARY_PATH=/opt/SUNWits/Graphics-sw/xil/lib:$LD_LIBRARY_PATH hostname% export LD_LIBRARY_PATH hostname% XILHOME=/opt/SUNWits/Graphics-sw/xil hostname% export XILHOME |
hostname% setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/SUNWits/Graphics-sw/xil/lib: $LD_LIBRARY_PATH hostname% setenv XILHOME /opt/SUNWits/Graphics-sw/xil |
Solaris オペレーティングシステムは、カードのタイプと、PCI バススロットにカードが取り付けられている順番に基づいて、カードにデバイス番号を割り当てます。空きスロットに初めて SunVideo Plus カードを取り付けた場合、そのカードにはデバイス番号 /dev/o1k0 が割り当てられます。2 枚目のカードを取り付けた場合は、デバイス番号 /dev/o1k1 が割り当てられます。
オペレーティングシステムは、カードが取り外され、後で再び取り付けられた場合でも、スロットの順番と SunVideo Plus のデバイス番号を記憶します。このため、1 枚目の SunVideo Plus カードを別のスロットに移し替えた場合、そのカードは /dev/o1k2 と認識されます。その後、新しい SunVideo Plus カードを、1 枚目の SunVideo Plus カードが占有していたのと同じスロットに取り付けた場合、新しいカードは /dev/o1k0 と認識されます。スロットがいったん SunVideo Plus カードのスロットと名付けられると、実際にそのスロットを占有しているカードが何であるかに関係なく、スロットは同じアドレスを保持します。
SunVideo Plus カードおよびソフトウェアが正しくインストールされ、動作することを確認するには、以下の作業を行います。
注 - S ビデオ機器を使用する場合は、S ビデオコネクタに S ビデオケーブルを接続してください。
hostname% xil_display |
このコマンドは、99 枚のフレームを表示した後、終了します。
S ビデオ機器を使用している場合は、以下を入力して、S ビデオ機器を使用するようにします。
hostname% xil_display -I 0 |
hostname% o1k_audloop |