サンのアプリケーション製品の使用方法については、 それぞれの製品に付属しているユーザーマニュアルを参照してください。たとえば、SunVideo デモプログラムの使用方法については『SunVideo User's Guide』、ShowMe TV プログラムの使用方法については『ShowMe TV User's Guide』を参照してください。
SunVideo 互換 (SVC) モードでは、Solaris 2.5.1 もしくは Solaris 2.6 に付属している SunVideo Tool デモプログラムの録画・再生機能を使用することができます。
SunVideo Plus カードを SunVideo 互換モードに設定するには、以下の作業を行います。
「SunVideo Plus カードを取り付ける」を参照してください。
「SunVideo Plus ソフトウェアをインストールする」を参照してください。
「SVC モード設定スクリプトを実行する」を参照してください。
「SVC 環境変数の設定 (日本語 Solaris 2.5.1 のみ)」を参照してください。
SunVideo Plus カードとソフトウェアのインストールを完了したら、以下の手順で SunVideo 互換 (SVC) モードに設定するためのスクリプトを実行します。
hostname# svc_install hostname# svc_devices (install or remove) |
svc_install スクリプトは、XIL パイプライン階層構造を作成します。このスクリプトのデフォルトの格納場所は、/opt/SUNWo1kp/bin です。以下の構文で使用します。
hostname% svc_install オプション |
下記表に、svc_install のオプションとそれらオプションのデフォルト値を示します。
一般的に、svc_install はオプションなしで実行することができます。DESTDIR ディレクトリに対する書き込み権がない場合は、スーパーユーザーでログインする必要があります。
svc モードの機能がすでに組み込まれているシステムで svc_install を実行すると、既存の SVC 階層構造が削除され、置き換えられます。
XIL コンポーネントを変更するパッケージ、パッチなどをシステムに適用した場合は、必ず svc_install を再実行してください。
日本語 Solaris 2.5.1 では、SVC 階層構造は、環境変数を使用して、有効または無効に設定することができる独立したエンティティです。これに対し Solaris 2.6 では、SVC 階層構造は独立したエンティティではありません。Solaris 2.6 に SVC モード機能を組み込むと、デバイスハンドラを含む既存の XIL 1.3 ディレクトリ (XIL 1.3 ライブラリ) が SVC モードのものに置き換えられます。つまり、Solaris 2.6 で svc_install スクリプトを実行すると、SVC モードが有効になり、環境変数を使用して有効または無効に設定することはできなくなります。Solaris 2.6 で SVC モードを無効にするには、svc_uninstall スクリプトを使用します。
Solaris 2.6 用の svc_install スクリプトは、以下の構文で使用します。
hostname% svc_install オプション |
下記表に、svc_install のオプションとそれらオプションのデフォルト値を示します。
| svc_install のオプション |
説明
|
一般的に、svc_install はオプションなしで実行します。この実行には、スーパーユーザーでログインしている必要があります。svc_install スクリプトは、/usr/openwin/xil/lib を変更します。/usr/openwin/xil/lib が NFS によってマウントされたディレクトリの場合は、実行しないでください。
svc_uninstall スクリプトは、svc_install によって組み込まれた SVC モード機能を削除し、XIL デバイスハンドラディレクトリを元の内容に戻します。
![]() |
|
svc_uninstall スクリプトは、以下の構文で使用します。
hostname% svc_uninstall オプション |
下記表に、svc_uninstall のオプションとそれらオプションのデフォルト値を示します。
| svc_uninstall のオプション |
説明
|
一般的に、svc_uninstall はオプションなしで実行します。この実行には、スーパーユーザーでログインしている必要があります。svc_uninstall スクリプトは、/usr/openwin/xil/lib を変更します。/usr/openwin/xil/lib が NFS によってマウントされたディレクトリの場合は、実行しないでください。
svc_devices スクリプトは、/dev ディレクトリに対して SunVideo 互換モード擬似デバイスを作成または削除します。このスクリプトのデフォルトの格納場所は、/opt/SUNWo1kp/bin です。擬似デバイスを作成するときのスクリプトの構文は、以下のとおりです。
hostname% svc_devices install |
擬似デバイスを削除するときのスクリプトの構文は、以下のとおりです。
hostname% svc_devices remove |
SunVideo 互換モード擬似デバイスをインストールするときは、svc_devices install を使用します。/dev ディレクトリから擬似デバイスを削除するときは、svc_devices remove を使用します。
SunVideo アプリケーションプログラムから SunVideo Plus カードを選択するには、「rtvc 擬似デバイス名」を使用します。一般的には、擬似デバイス名は /dev/rtvc0 です。
| 注 - | pkgrm を使用して SunVideo Plus ソフトウェアを削除する場合、最初に svc_devices remove を実行する必要はありません。pkgrm によって、すべての擬似デバイスが削除されます。 |
| 注 - | SunVideo Plus カードを別のスロットに移し替えた場合は、まず svc_devices remove を実行し、その後で run svc_devices install を実行します。 |
特殊な XIL パイプラインと SunVideo Plus 互換機能を使用するには、XILHOME 環境変数に /opt/SUNWo1kp/svc を設定します。
また、LD_LIBRARY_PATH 環境変数に DESTDIR/lib を指定する必要もあります。DESTDIR は、SunVideo 互換モードパイプライン階層構造の出力先のディレクトリです。これは、svc_install を実行するときに指定するディレクトリであり、デフォルトは、/opt/SUNWo1kp/svc です。
XIL ライブラリがすでに LD_LIBRARY_PATH 内に存在する場合は、LD_LIBRARY_PATH より前に DESTDIR/lib を指定するか、LD_LIBRARY_PATH から XIL ライブラリのパスを削除してから、LD_LIBRARY_PATH に新しいパスを追加する必要があります。
以下は、csh シェル環境で DESTDIR/lib を追加している例です。
hostname% setenv O1KHOME /opt/SUNWo1kp hostname% setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/SUNWo1kp/lib:$LD_LIBRARY_PATH hostname% setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/SUNWits/Graphics-sw/lib:$LD_LIBRARY_PATH hostname% setenv XILHOME /opt/SUNWo1kp/svc |